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藤原新 准教授

 

​研究テーマ

 

J.M.ケインズを中心とするマクロ経済学理論を研究しています。

 

ケインズの理論はその後多くの研究者によって、

精緻化され、洗練されてきましたが、

その過程で、数量化され形式的なモデルへと変化しました。

一方で、ケインズの『蓋然性論』(いわゆる『確率論』)で展開された

常に変動し、予測・定量化できない事象を捉えるための方法論は

十分に議論されてきたとは言い難い状況にあります。

 

藤原先生は『蓋然性論』での経済学方法論を基に、

時間とともに変化し、多くの要素が集まって、密接に結びつき、

互いに影響を及ぼし合いながら一つの全体として構成された経済を

分析することにケインズの神髄があると考えて、

その観点からケインズを再評価しようとしています。

 

これまでの研究テーマ

主に投資理論や利子理論における期待、

多様な経済量を測定する際の単位の選定についてなど。

 

© Fujiwara Seminar.

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